6月の誕生石(真珠/パール&アレキサンドライト)

6月の誕生石(真珠/パール&アレキサンドライト)


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「人魚の涙」と呼ばれ、日本でも馴染みの深い真珠(パール)/
光源によって色が変わる魔法の宝石、アレキサンドライト

真珠/パールアレキサンドライト
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宝石名 真珠(パール) アレキサンドライト
鉱物名 クリソベリル
和名 和珠 金緑石
名前の由来 珠=河や海で採れる円形の玉を意味し、美しいものを「真珠」と呼ばれるように。英語のPearl(パール)はラテン語の「Pirurla(西洋梨)」から由来 当時のロシア帝国皇帝の息子「アレキサンドル2世」の名前が由来
白、黒、ピンク、グレーなど 光源によって変わる変色性。青紫~深緑→赤紫
モース硬度 2.5 8.5
産地 日本、インドネシア、タヒチなど ロシア、ブラジル、スリランカなど
石言葉 純潔・健康・長寿・富 健康・富
効果 精神の安定・魔除け 自己成長
お手入れ 柔らかい布で拭く/直射日光を避けて個別保管 ぬるま湯に中性洗剤を入れて、ブラシで洗浄/超音波洗浄
その他 冠婚葬祭や厄年だけでなく、最近ではカジュアルで用いられるように。高品質なものには天女や花珠(あこや真珠)、オーロラフェニックス(南洋白蝶真珠)、ピーコックやラグーン(南洋黒蝶真珠)と特別呼称がつく 3大レアストーンの一つ。 昼のエメラルド、夜のルビーと呼ばれる

6月の誕生石は、日本でも馴染みの深い真珠(パール)。
冠婚葬祭の本真珠ネックレスが定番でしたが、最近では日常使いのファッションとして、さらには男性の方も着用されるようになり、人気急上昇中です。6月の誕生石のほか、結婚30周年の真珠婚式としても指定されています。他の宝石は天然で産出されたものですが、真珠は養殖されており、長年、人が養殖技術を磨き、努力してきた成果の賜物なのです。
もう一つは3大レアストーンの一つ、アレキサンドライト。2021年末に新たに6月の誕生石として指定され、女性のみならず、男性にも人気の宝石です。光源下によって色が変わり、宝石の魅力を存分に楽しんでいただけます。
そんな6月の誕生石をご紹介します。

▼その他の誕生石について詳しく知りたい方はこちら

1.真珠(パール)

真珠(パール)の特徴

真珠(パール)真珠はいにしえより“人魚の涙”と云われ人々に愛される、海からの贈り物。柔らかく優雅な美しさは、古くから日本人に好まれ、今や全世界の人に愛されるようになりました。冠婚葬祭で着用されるほかにも、6月の誕生石としてのプレゼント、厄除けとしても人気のアイテムです。
そんなパール(本真珠)は1種類ではなく、全世界で作られ、多くの種類がございます。

①アコヤ真珠
「和珠(わだま)」とも呼ばれ、古代より日本で愛されてきた真珠。あのMIKIMOTOの創業者 御木本幸吉が、世界で初めて真珠の養殖に成功したのは有名な話。
主に三重県、愛媛県で作られ、世界中に輸出されています。大きさは10mm位が最大で、9mm以上のものはかなり高価になります。

②南洋黒蝶真珠
ブラックパールといえば、こちら。「タヒチアンパール」とも呼ばれ、その名のとおり、タヒチで産出される黒蝶貝から採取されます。

③南洋白蝶真珠
南太平洋の白蝶貝から採取される南洋白蝶真珠。白蝶貝は銀色のシルバーリップ、金色のゴールドリップに分かれており、大きいもので30cmにもなるそう。オーストラリアやインドネシア、フィリピンに生息しています。
ゴールドリップから採取されるゴールデンパールは、光沢のある金色が魅力的。

④淡水真珠
アコヤや南洋真珠は海水から採れますが、こちらのパールは湖など淡水のイケチョウ貝から採取されます。以前は日本で養殖されていましたが、今は中国産がほとんど。一般的に価格は他のパールよりもリーズナブルで、いろいろな色や形があるのが特徴です。

⑤マベパール
独特の光沢をもっており、ファンも多いマベパール。マベ貝から採取され、パールを半分に割ったような形が特徴的。円状だけでなく、色々な形があり、奄美大島でも養殖されています。

⑥ケシパール
ケシの実に似ていることから名づけられたケシパール。無核のため丸くなく、様々な形と色味を持っています。
真珠貝の中に入った異物を守るために真珠層が巻かれて出来た、偶然の産物なんです。



真珠(パール)の由来

珠は、河や海で採れる円形の玉を意味しており、その中でも美しいものを「真珠」と呼んでいたのが由来。英語の「Pearl」はラテン語の「Pirurla(西洋梨)」の形に似ていることに由来しています。日本では古代より真珠を使った装飾品が使われており、正倉院にも保管されています。
ギリシャ神話にも登場したり、エリザベス一世に愛されたりと、昔から愛されてきた真珠。最近ではBTSやBIGBANGのメンバーがパールネックレスを着用して話題になり、男性のファッションアイテムとしても人気の火が付きました。正装だけではなく、カジュアルでも着けられるのが真珠の魅力です。


真珠(パール)の効果

石言葉は「純潔・健康・長寿・富」。
厄年の時に魔除けとして真珠を購入される方は多くいらっしゃいます。
魔除けの他にも精神を安定させ、活力のあるエネルギーを与えてくれるとされています。秦の始皇帝も不老不死を願い、真珠を愛飲していたのだとか。
厄年の方や精神的な安定を求めている方におすすめです。


真珠(パール)のお手入れ

色々なシーンで活躍する真珠ですが、酸や他の化学物質に弱いので、使い終わったら必ず柔らかい布で拭くようにしましょう。また、保管は他のジュエリーと一緒にせずに、必ず個別保管してください。超音波洗浄はNGです。 パールのお手入れの詳細を別記事で纏めていますので、こちらも参考になさってください。
▼真珠(パール)のお手入れ


宝寿堂では真珠(パール)のジュエリーも多数取り揃えています。ぜひ、宝寿堂のホームページもチェックしてみてください。
▼真珠(パール)のジュエリーはこちら



宝寿堂は大阪の心斎橋にある、ジュエリーショップ。
ダイヤモンドやパール、色石までジュエリーを約1,500点展示しており、手に取ってご覧いただけます。卸発祥のジュエリー専門店で市場価格の半額以下と、お値段もリーズナブル。押し売り等は一切行っておりませんので、ぜひ、お気軽にお越しください。
もちろん、オンラインでも購入いただけますので、ご安心くださいね。

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2.アレキサンドライト

アレキサンドライトの特徴

モルガナイトその希少性から3大レアストーンの一つとされるアレキサンドライト。何といってもその特徴は光源によって色が変わる変色効果です。昼のエメラルド、夜のルビーと呼ばれ、自然光や蛍光灯下では緑色に見えますが、夕暮れ時やキャンドルの灯りの下では赤紫色に変化するのです。変色効果のある宝石の代表であることから、この現象はアレキサンドライト効果と呼ばれています。
鉱物名はクリソベリルで、2月の誕生石のクリソベリル・キャッツアイと同じ鉱物で硬いのが特徴です。
主な産地はロシアのウラル山脈です。その他にもブラジルやスリランカなどでも産出されますが、ロシア産が美しく、最も価値が高いとされています。


アレキサンドライトの由来

アレキサンドライトの名前は、ロシアの皇帝アレクサンドル2世にちなんで名付けられました。1830年代にロシアのウラル山脈でアレクサンドル皇帝の誕生日である4月17日に発見されたことから、彼の名前が冠されました。


アレキサンドライトの効果

石言葉は「健康・富」。
心のバランスを整えるほか、内面的な強さを与えて自身の成長を促してくれます。また、エネルギーを浄化し、活性化してくれ、創造性や新たなアイデアを得る助けとなってくれます。
クリエイティブなお仕事をされている方や精神的な向上を望まれている方におすすめです。


アレキサンドライトのお手入れ

アレキサンドライトは硬い石で、モース硬度は8.5。そのため、ジュエリーとして使っていただくのにぴったりな宝石です。身に着けたあとは柔らかい布で拭いて保管しましょう。
それでも汚れがひどくなってきた場合は、コップにぬるま湯を入れて、中性洗剤(食器洗い洗剤)を少し入れます。その後、柔らかいブラシ(毛が柔らかい歯ブラシ)を洗剤につけて軽く叩くように洗ってください。ごしごしこする様に洗うと、アレキサンドライトを留めている爪が浮いたりするので、叩くように洗うのがポイントです。洗い終わったら最後にぬるま湯で洗い流してください。細かい汚れをおとすために、超音波洗浄機を使うのもおすすめです。


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もちろん、オンラインでも購入いただけますので、ご安心くださいね。

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