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パールのお手入れ・保管方法
パール(真珠)は、使用した後そのままにしておくと、輝きを失い、変色してしまうことがあります。
大切なパールの輝きと美しさを保つため、日常できるお手入れ方法をご紹介します。
ヘアスプレー・香水・除光液・果汁に注意!
ヘアスプレー、香水、除光液、果汁に含まれる酸などが掛かると、変色する可能性があります。パールの美しさを損なう原因になりますので、パールジュエリーは必ずメイクアップの後におつけください。
使用後は必ず、
柔らかい布でしっかり拭く
パールは、酸や他の化学物質に弱い特徴があります。そのため、酸の成分を含む汗や、化学物質を含む化粧品などからパールを守るためにご使用後は、シリコンクロス(柔らかい布)などで、しっかりと汗や汚れを拭き取って下さい。また、ひどい汚れの場合はぬるま湯で洗い(つけ置き洗いは絶対にしない)、水分をよく乾かしてからケースにしまいしょう。
保管する際は、
高温多湿の場所を避ける
パールはとても柔らかいので、他のジュエリー類と接しないようにしたうえで、極端な乾燥や湿気をさけ、直射日光や蛍光灯などの光が当たらない所に保管してください。急激に乾燥すると真珠層の構造が崩れて輝きが鈍くなりますので、ストーブやエアコンのそばに置くのも厳禁です。
また、揮発性の薬品も要注意。ベンジン、防虫剤、芳香剤、香水など、揮発性の液体や薬品と一緒に長期間保管すると、その影響を受けて真珠が変色してしまう恐れがあります。
※脱脂綿には漂白作用があり、パールを脱脂綿に包んで長い間保管すると 変色してしまうおそれがあるので、使用を避けてください。
定期的に糸替え(編み替え)
を行う
パールとパールの間に5mmくらいの隙間が空いてきたら、それは糸替え(編み替え)のサインです。
糸やワイヤーが緩むと見た目のだらしなさはもちろんですが、糸が劣化してしまい、糸切れの原因にも繋がります。編み方にもよりますが、使用頻度が高ければ5~10年、長くても15~20年に1回は、お手入れの一環として糸を替えましょう。
※宝寿堂でお買い上げ頂いたパールネックレスの編み替え(糸替え)、点検は無料でさせて頂きます。