3月の誕生石(アクアマリン&珊瑚(サンゴ))

3月の誕生石(アクアマリン&珊瑚(サンゴ))


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透き通ったマリンブルーのアクアマリン/
独特な光沢が美しい海からの贈り物、珊瑚(サンゴ)

アクアマリン珊瑚
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宝石名 アクアマリン 珊瑚(サンゴ)
鉱物名 ベリル
和名 藍柱石、藍玉、緑柱石 珊瑚(サンゴ)
名前の由来 海のように透き通ったブルーから、「水=アクア」+「海=マリン」を合わせた名前が由来 ギリシャ語「小さな宝石=コラリオン」からコーラルに(英語)
青~水色 赤~オレンジ~ピンク~白
モース硬度 7.5~8 3.5
産地 マダガスカル、ブラジルなど 日本、イタリアなど地中海
石言葉 聡明・沈着・勇敢 聡明・長寿・幸福
効果 心の平穏・ストレス軽減・幸せな結婚生活 赤色:安産、健康
ピンク色:恋愛運や人間関係の向上
白色:心の平穏
お手入れ ぬるま湯に中性洗剤を入れて、柔らかいブラシで優しく洗浄/超音波洗浄 重曹や水洗いの後、日陰で乾燥/直射日光を避けて個別に保管
その他 最高品質は濃い水色のサンタマリアアクアマリン 日本産で色が濃く美しいものを「血赤珊瑚」と呼ぶ。結婚35周年の珊瑚婚のプレゼントとしても人気

アクアマリンは皆さまも聞いたことがあるのではないでしょうか?澄んだ淡い青色で、透明度が高く色石の中でも人気のある宝石です。3月の誕生石のほか、ふたご座とやぎ座の星座石にも指定されています。
もう一つの3月の誕生石は、海からの美しい贈り物の珊瑚(サンゴ)。一般的な珊瑚は浅瀬に生息していますが、宝石で使われる珊瑚は深海に生息しており、成長にかなりの年月がかかるため、希少価値が高くなります。3月の誕生石のほか、おうし座の星座式、さらには結婚35周年の翡翠・珊瑚婚式にも指定されています。
3月の誕生石は2つとも海にまつわる宝石。詳細をまとめておりますので、ぜひ、参考になさってください。

▼その他の誕生石について詳しく知りたい方はこちら

1.アクアマリン

アクアマリンの特徴

アクアマリンアクアマリンの鉱物は「ベリル」と言い、エメラルド(緑色)やモルガナイト(ピンク色)と同じ鉱物となります。
ブラジルとアフリカで多く産出され、アクアマリンの中でも濃くて深いブルーのものを「サンタマリアカラーアクアマリン」と呼び、高値で取引されています。
最近は日本の鑑別機関でもサンタマリアカラーと鑑別書に記載されるようになりました。




アクアマリンの由来

海のように透き通ったブルーから、「水=アクア」+「海=マリン」を合わせた名前が由来です。そのため、ヨーロッパでは船乗りたちのお守りとして重宝されていました。
深い青色で美しいサンタマリアについては、ブラジルのサンタマリア・デ・イタビラ鉱山で産出されたことからその呼び名がついています。今はブラジルではほとんど産出されず、アフリカ産のものが多くなっております。そのため、サンタマリアアフリカーナと呼ばれることも。


アクアマリンの効果

石言葉は「聡明、沈着、勇敢」。
船乗りに大切にされてきたアクアマリン。そのため、「進むべき道を示してくれる石」として重宝されてきました。
透き通った青色は心を平穏にし、ストレスを緩和してくれます。心身のバランスを保ち、人間関係を円滑にしてくれるため、幸せな結婚生活に導いてくれる石ともされています。
精神的な安定を求めたい方や、水に関わるお仕事をされている方におすすめです。


アクアマリンのお手入れ

比較的固いアクアマリンですが、硬い石同士が擦れると傷つく恐れもあります。そのため、他のジュエリーとは当たらないように保管しておいた方が良いでしょう。
また、通常加熱処理が行われており、直射日光に長時間当てると紫外線の影響で退色する恐れもあるため、ご使用後は柔らかい布で拭き、ジュエリーボックスに保管してください。
輝きがにぶくなってきたな、と思ったら、お手入れをしましょう。
コップにぬるま湯を入れて、中性洗剤(食器洗い洗剤)を少し入れます。その後、柔らかいブラシ(毛が柔らかい歯ブラシ)を洗剤につけて軽く叩くように洗ってください。ごしごしこする様に洗うと、アクアマリンを留めている爪が浮いたりするので、叩くように洗うのがポイントです。洗い終わったら最後にぬるま湯でアクアマリンを洗い流してください。
細かい汚れを落とすために、超音波洗浄器を使うのもおすすめです。ただ、エメラルドやパールなど、超音波洗浄に向かない宝石もございます。アクアマリンの横にエメラルドが付いていたりする場合は、絶対に超音波洗浄は使用しないようにしましょう。


宝寿堂ではアクアマリンのジュエリーも多数取り揃えています。ぜひ、宝寿堂のホームページもチェックしてみてください。
▼アクアマリンのジュエリーはこちら



宝寿堂は大阪の心斎橋にある、ジュエリーショップ。
ダイヤモンドやパール、色石までジュエリーを約1,500点展示しており、手に取ってご覧いただけます。卸発祥のジュエリー専門店で市場価格の半額以下と、お値段もリーズナブル。押し売り等は一切行っておりませんので、ぜひ、お気軽にお越しください。
もちろん、オンラインでも購入いただけますので、ご安心くださいね。

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2.珊瑚(サンゴ)

珊瑚(サンゴ)の特徴

珊瑚(サンゴ)一般的に知られているサンゴは浅瀬で生息していますが、宝石で用いられる珊瑚は深海に生息しており、成長までかなりの年月がかかります。そのため、希少で真っ赤な血赤珊瑚はかなり高価で取引されています。宝石用で用いられるもののみ、漢字の「珊瑚」が使用できます。
産地は主に高知県や地中海。ただ、真っ赤な美しい有名な「血赤珊瑚」は日本の珊瑚のみの名称で地中海産はその名は付けられません。中央宝石研究所などの有名な鑑別機関でも「血赤珊瑚」と表記されるようになり、その人気がうかがえます。
赤色のみならず、とろんとしたピンク色の桃色珊瑚も人気で、白色(白珊瑚)のものもあります。


珊瑚(サンゴ)の由来

ギリシャ神話でも出てくる珊瑚(サンゴ)。ペルセウスがメデューサの首を切った際に流れた血が地中海に落ち、珊瑚が出来たとされています。英語ではCoral(コーラル)ですが、これはギリシャ語の「小さな宝石=コラリオン」から派生しています。
「珊瑚」は珊瑚虫という動物なのはご存じでしたでしょうか?イソギンチャクなどの仲間なんです。宝石珊瑚の珊瑚虫は深海で暮らしており、1cm大きくなるのに、100年かかるといわれています。


珊瑚(サンゴ)の効果

石言葉は「聡明、長寿、幸福」。
珊瑚は持ち主を災いから守るとされ、色によって効果が異なります

赤珊瑚:血流の巡りを良くし、安産や健康のお守りとして昔から重宝されてきました
桃色珊瑚:柔らかい色合いで恋愛運など、人間関係を向上させてくれます
白珊瑚:限られた海域でのみで取られ、心の平穏をもたらし、エネルギーの活性化が期待できます


珊瑚(サンゴ)のお手入れ

珊瑚は柔らかく、デリケートな宝石です。
汗などの酸に弱く、変色の恐れがあるので、使用後は柔らかい布で拭き取ってください。
熱や紫外線にも弱いので、暖房のそばに置いたり、直射日光が当たらないように、保管が必要です。
また、柔らかいので、他のジュエリーと当たらないように個別保管してください。
超音波洗浄も不向きです。超音波でさえ、珊瑚を傷つけてしまう恐れがあるので、洗う場合は、基本的に重曹や水洗いで、直射日光を当てずに日陰で乾燥させてください。
デリケートな宝石ですので、どうしても色褪せやくすみが気になる場合は、専門店に相談しましょう。表面を少し削って本来のツヤを出す方法があります。


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もちろん、オンラインでも購入いただけますので、ご安心くださいね。

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