パールの
上手な選び方
より美しいパール(真珠)を選ぶ際は、「てり」が良く、「まき」の厚い物を、お選びいただく事が大切です。具体的には、以下の4点を重要視して選ぶと良いでしょう。
<真円>であること
一般に「かたち」の評価は真円度といって、真円にどのくらい近いかで評価されます。(最近では、ファッション用に、自然が生み出した不規則な形を持つバロックや、しずくの形ドロップも人気があります)
<光輝(てり)>と呼ばれる、
真珠の光沢があること
真珠は幾層にも重なった真珠層から出来ていますが、真珠の色や輝きはこの真珠層から生まれます。真珠層は何百、何千層もの結晶層が積み重なってできていますが、これらの層から反射してくる光が合流して、ピンクやグリーン、ブルーやイエローの色を生み出します。
<巻き>と呼ばれる、
真珠層のまき厚があること
真珠はアコヤ貝に核と呼ばれる貝殻を真円形に削ったものを入れ、その核に真珠層が巻き着くことで出来ます。そのため、この真珠層が厚い真珠である程、光沢があり、深みのある色目の良いものになる可能性が高いと言えます。
<エクボ>と呼ばれる、
真珠の傷がないこと
天然の貝から育まれるパールは、その性質上、大小さまざまなエクボ(キズ)が元々ついているものです。実は一連パールネックレスにおいては、人と会話する距離間で考えると、エクボはそこまで気になるものではなく、さほど重要視しなくても大丈夫と言われています。
パールは一粒一粒個性があり、微妙に色合いや光沢が異なります。サイズはその方の身長や体格などによって似合うものが異なってきますので、できるだけ直接身に着けてみて、バランスの合ったものを選ぶ事が大切です。
宝寿堂では、アコヤ・南洋・白・黒など、さまざまなパールをご用意しています。また、一連パールネックレスはお客様の首のかたちに合わせて、一本一本編ませて頂いております。色合いやサイズなどは、比較して頂くのが一番判り易いかと思いますので、ぜひご覧においでください。
※宝寿堂でお買い上げ頂いたパールネックレスの編み替え(糸替え)、点検は無料でさせて頂きます。